こんにちは!街ブラ仙人です!(@machiburracat)
鹿児島旅行二日目の朝。この日は歴史にまつわるスポット巡りをしてきました。
また、効率的に回れたと思うので歴史散歩をしたい方は参考になると思います。
目次
まずは腹ごしらえ
宿の最寄りのセブンイレブンへ。
昨日のデザート以外のご当地メニューを探してみると…ありましたー!!
鹿児島県でも離島の名物料理になってしまうが、奄美の鶏飯。
パッケージ画像撮り忘れるわ値段忘れるわ…とりあえず500円以内で収まったはず!
付属の刻み海苔をオン!
本場の鶏飯を食べた事ないが…だしのうまみや具材の香り、食感から初めての味わいだけど、すごいうまい!
さっぱりな鶏がらスープと蒸し鶏、錦糸卵、そして初体験のパパイヤの皮。これが歯ごたえから香りから絶妙なハーモニー!
これはホントに言葉で説明するより食べてみてほしい!
島津家を祀る照国神社ってどんなところ?
西郷隆盛が最も心酔したと言っても過言ではない薩摩藩11代藩主であり島津家28代当主島津斉彬公の銅像がここにあります。
入り口には立派な槙が。かなり腕利きの植木職人が仕立てた物と思われます。
お社も立派です。
やはりこの人でしょう。島津斉彬公。歴史好きが選ぶ、好きな薩摩藩主ランキング(そんなランキングあるわけない)で不動の1位。大河ドラマ『西郷どん』では渡辺謙さん好演しましたね。
近くには島津久光公の銅像も。斉彬公が病死した後、島津茂久公に代替わりするも、『国父』となり、事実上実権を握っていたのはこの人。『西郷どん』では青木崇高さんが好演。
島津忠義公。幕末好きには茂久公と呼んだ方が分かりやすいでしょう。歴史上の人物はよく名前が変わるから分かりずらい笑
境内には猫が。歴史とは関係ないが、猫見つけたら撮らずにいられません。
無料駐車場があるようです。
私はそのまま裏から城山展望台を目指すつもりだったのでマナーを考慮し、付近のコインパーキングを利用しました。
照国神社から城山へ。心地よい風が吹く。
島津家の偉人の銅像からそのまま裏手方向に道が続いています。こんな記念碑があったりと、風情満点です。
15分くらい歩いたら辿り着きました。城山展望台。残念ながら天候に恵まれず、桜島はうっすらシルエットが見えるだけ。でも、これをあえて風情だと思い、晴れた日には見れない景色を見れたと思えば悪くない。
西南戦争の足跡を辿る。西郷洞窟とは??
城山の展望台から地図を頼りに西郷隆盛ゆかりの地を目指します。歩道と車道の境界線がまともにない道路を歩くので、気を付けましょう。
途中にある石仏13体。弘法大師を慕う人達によって建立されたとの事です。
こんな像もありました。洞窟が隣接してますが、ここは西郷隆盛が最終決戦前に過ごした洞窟とは別の洞窟があります。もう少し歩くと…
やってきました。
西南戦争の最終決戦を目前に約5日間過ごしたと言われる洞窟です。
最終決戦とは言うものの、西郷陣営は軍事力で確実に勝ち目がないことを分かっていながら最後まで戦い抜いたのです。
中を覗くと…狭い。
当時は10か所くらいあったとの事。現在はこの2か所が残るのみ。
近くを走る鹿児島本線のトンネルの上には『敬天愛人の碑』なる物が。
西郷隆盛終焉の地へ。最期に見た景色とは??
少し歩いて到着。
やって参りました。
先客が花を手向けていたみたいです。私も手を合わせ合掌。大河ドラマ『西郷どん』のラストシーンが頭に浮かんで感無量です。
この地で激動の生涯に幕を閉じた西郷隆盛。
今は住宅等があるので見えませんが、当時はこの地から桜島が見えたのでしょう。そうあって欲しい。
西郷隆盛ゆかりの地は更に続く。西郷隆盛私学校跡へ。
西郷隆盛が新政府を去った後、彼の元には彼を慕った人々が彼を訪れます。
そしてこの地で私学校を開き、学問を教えます。
皮肉にもそれが引き金となってしまい、新政府側との衝突のきっかけができてしまったのですが…。
西南戦争で新政府軍から攻撃を受けた際の銃弾の跡が生々しい。
なお、現在のこの地は鹿児島医療センターとなっております。
西郷隆盛の銅像はインスタ向けスポット?!
私学校跡を右手に歩くと、西郷隆盛の銅像があります。
ここはもう、鹿児島観光の定番スポットとなってますね。
イメージとしては、明治維新後の陸軍大将時代の軍服姿でしょうか。
後で知ったのですが、道路の反対側にある公園からいろんな角度で銅像を撮れるとの事。
遠近法を上手く利用して、離れた場所から銅像が小さくなるアングルでは、『手乗り西郷どん』的な画像も撮れるとのこと。
インスタ映えを狙ってぜひ試してみては??
まとめ
この界隈はコンパクトにまとまっているため、短時間で効率的に歴史散歩ができます。
大河ドラマ『西郷どん』を見た後に行けば確実に満足できるはず。
なお、今回見落としてしまったり、省略してしまいましたが、付近には鶴丸城跡(鹿児島城跡)、小松帯刀像(これを見落としたのはかなり痛い)もあります。
鹿児島の歴史散歩をする上で絶対に外せないエリアと言えるでしょう。