こんにちは!街ブラ仙人(@machiburracat)です!
先日は、荒川区の町屋を散歩して来ました!
東京23区の中でもガチな下町感満載の荒川区の中で比較的便利なこの街を独特な感性でぶった切ったり褒めちぎったりしながら魅力を伝えて参ります。
目次
アクセス
街自体にはこれと言った見どころのない、わざわざ行く必要のない場末の下町の町屋。
斎場が駅前にあるので、その時くらいでしょう。
にもかかわらず、鉄道のアクセスはそこそこ充実しているから驚きます。
- 町屋駅…東京メトロ千代田線、京成本線
- 町屋駅前…遅さが一番の魅力!気取った言い方で東京さくらトラム(都電荒川線)
駅名は違うけど歩ける駅
町屋駅から歩いても10分程度でアクセスできる駅が他にもあります。
- 三河島駅…JR常磐線(使いやすい方の快速路線)
- 赤土小学校前…乗り物としての微妙さがウリの日暮里・舎人ライナー
歩くのが好きならこのへんを押さえておけばアクセス抜群!
併せて散歩するならこんな街!
東京さくらトラムでそのまま行けます(^^)
すぐ近く。散歩好きには徒歩圏内(^^)
千代田線で西日暮里に行くもよし、京成線で日暮里に行くもよし。
下町屈指のターミナル駅。
歩くと少し距離があるが、千代田線の隣の駅。
千代田線から直通運転で繋がってます。
街散歩開始!下町の魅力に触れる。
街ブラ仙人はこの日も、便利な東京メトロ24時間券を利用して千代田線の町屋駅で下車します。
いっちょまえにエスカレーター完備です。
大して発展していない街なのに(これは誉め言葉です)
さすが、下町。
低所得者、大衆と呼ばれる人種の多いエリアですからね。
悪い誘惑への注意喚起が必要な街、ここは荒川区の町屋にございます。
なお、仙人は神奈川県民の低所得者、大衆と呼ばれる人種です。
悪いことする勇気のないチキンボーイです。
捕まる覚悟なんて当然持ち合わせておりません。
駅直結(って言っても改札の外)にはこれまた庶民の味方のチェーンの飲食店が目白押し。
仙人としては最強に美味いチョコクロのサンマルクカフェがあるのがとても心強い。
エリアマップを撮り、周囲の土地勘のイメージをわかせつつ…
とりあえず、都電でも見ましょうか!
って事で1番出口を目指します。
都電のホーム。
早速やって参りました。
滑り出しはとりあえず順調です。
恐らく町屋の人達はこぞってショッピングと言えばここで服や靴等を買って身なりを整えることであろう。
ただ、案ずる事なかれ。
あくまでも下町である。
基本、大した物は置いてない。
それこそが魅力なのである。
こちらは尾竹橋通り。
この通りを南下し、尾竹橋とは反対方向に向かって歩き出しましょう。
下町エリアのスーパーマーケットとして愛される赤札堂が。
さっきのセンターまちやとここさえあれば大体生活に必要な物は揃うことでしょう。
千代田線の3番出口が見えて来ました。
このままもう少し南下しましょう。
京成線のガードをくぐります。
ふと、脇道を見ると住宅街と材木屋さんが入り混じる。
町工場は見つけられなかったが、世の人々がイメージする【下町】っぽさを感じやすい景色。
私が以前に散歩した三ノ輪や日暮里界隈もすぐ近く。
王子が近いなら赤羽も西ヶ原も近いって事です。
明治通りとの立体交差点。
ここから先は尾竹橋通りから道灌山通りに切り替わります。
ここまで来れば最寄り駅はもはや三河島か新三河島。
ここいらで引き返そうとしたら視力両目2.0の私はその先に気になる店があったので、もう少し足を伸ばす事に。
コリアンタウンの焼肉屋、ドヤジでランチを堪能!
先ほど引き返そうとしたのだが、丁度ランチタイムにこちらの焼肉屋さんが確実に営業しているのは分かったので近づいて見る事に。
ちゃんとランチメニューのラインナップが。
しかし、やらかしてしまった!
一番重要なランチメニューのお品書きの画像だけ撮り忘れるという大失態!
近々このエリアには再訪するので、撮ったらアップします。
ランチメニューは丼系は750円~、席で焼肉をするセットは900円~最上級のセットは2100円でした。(いずれも税抜)
おそらく夫婦で切り盛りしてるであろう。
ホールは中年くらいのマダムがテキパキ気持ちよく仕事をしています。
もしかしたら韓国の人かもしれないが、そうだとしても日本語は日本人がしゃべっているのと変わらないレベル。
そして、テキパキしているだけではなく、笑顔で素晴らしい接客。
とりあえず通常メニューだけ撮ってみたが、盛り合わせのメニューがかなりお買い得なのがよく分かる。同じクオリティで都心の駅前とかなら1.5倍は取られてもおかしくない。
まずはランチビールという事で少な目ですが200円だったので注文。
その後、悩んでから
タン塩、塩カルビ、塩ロースの定食@1600円(税抜)を注文。
先にサラダ、キムチ、レモン果汁が配膳される。
塩味なのでタレではなくレモンは基本ですね。
キムチとサラダをつまみにビールを流し込む。
キムチが自家製でした。
酸味がほんのり、辛味とのバランスといい、漬かり具合も絶妙でかなり出来のいいキムチである。
炭に火を点けてくれたが、ソロ客のランチセットなので炭が勿体ないからもう少し減らして大丈夫ですよ。
と伝えたが、これくらいの火力で食べたほうが美味しいので、気にしないで下さい。
と、これまた素敵な笑顔で。
それなら甘えさせてもらいましょう。
メインの肉が配膳されました。
ご飯とわかめスープも運ばれたら、肉を焼きましょう。
色も程よい色合い。
ほんのりレア気味でいただきます。
タンの厚み、歯ごたえもこれまた絶妙で美味しい。
塩ロースも柔らかい中に丁度いい具合の歯ごたえが。
カルビも脂がしつこくないが、しっかりジューシー。
この店は大当たりでした。
これでタンもカルビもロースも上ではないというの末恐ろしいw
ランチとはいえ、このクオリティで1600円は確実にコスパいい事間違いない。
壁にはちょいちょい有名人のサインも。
デザートも充実。焼肉の後にシャーベットで口の中をサッパリさせるのもいいでしょう。
大容量のハイボールもしっかり完備。
サントリーとコラボしたキャンペーンも。
通常のドリンクメニュー1
通常のドリンクメニュー2
種類が豊富なので、夜に飲みながら焼肉つつくのもいいですね。
肉も美味しかったし、マダムの接客も素敵だったので、少しでも客単価に貢献したくなったので(何様w)もう一杯ということでハイボールを注文したら韓国海苔のサービスもしてくれました。
大満足で店を出ました。
住所 | 東京都荒川区西日暮里1-2-1 大一物産ビル 1F |
電話番号 | 03-3807-5456 |
営業時間 | 11時30~翌1時00 ※ランチタイムは11:30~15:00 |
定休日 | 年中無休 年末年始は要確認 |
喫煙 | 全席可 |
偶然発見した和菓子屋、雪月花 乃ん㐂庵 のどら焼きに舌鼓!
散歩を再開。尾竹橋通りを先ほどとは反対側を歩きます。
下町エリアと言えど、東京23区。
都心へのアクセスの良さもあり、街としての需要が高いのが伺える。
京成線のガード下では時折金網デスマッチが繰り広げられたりも…嘘
いや、折角ならガード下を飲み屋街にしてくれたらいいのに(自己都合)
新成人おめでとうございます。
訪れた日は丁度そんな時期でした。
だしの自販機!いまだに買ったことないが、美味しいとの事。
そして、もんじゃ焼とお好み焼きの店が。
土地柄、土手を作らないスタイルの荒川もんじゃの店だと思われる。
突然左側にこんな和菓子屋さんが!
これはもう迷わず入るやつですわ。
店に入ると中からばあさまが。
うんうん、和菓子屋と駄菓子屋はばあさまって昔から相場が決まってるんです。(じいさまでもいいけどね。)
迷ったが、こちらのどら焼きが名物とのことでノーマルバージョンと黒糖入りを購入。
後日家で黒糖入りの方をいただきました。
翌日だったから大丈夫でした。
このあんこがぎっしりな感じがコンビニやスーパーで売ってる物とは一味違います。
そして、やはり手作りの和菓子ならではのクオリティ!
甘さ控えめになっており、激ウマでした!
これはもはやこのどら焼きを買うためだけに行きたくなるやつです。
ばあさまの人柄も素晴らしく、幸せな気持ちになれました(^^)
住所 | 東京都荒川区荒川6丁目5−4 |
電話番号 | 03-3895-7286 |
営業時間 | 9時00分~20時00分 |
定休日 | 毎週木曜日 |
さっきの焼肉ドヤジといい、こちらの【雪月花 乃ん㐂庵】といい、この辺りの人達は人柄がいい人が多いのでしょうか。
路地裏に魅力アリ!隠れ家的な居酒屋も!
もう一度駅前に戻り、今度は裏路地をうろついてみます。
ただの住宅街かと思いきや…
自宅兼飲食店であろう店が軒を連ねます。
街の鎮守、原稲荷神社へ!
そのままなにげなく路地裏を歩き続けると、突然神社が!
下町なのでヤンキー(死語)がバイクとかでたまり場にしないためにも歩行者以外入れない措置がなされています。
車いすの人も入れなさそうなのがカナシス。
小ぶりな街の神社であり、サッお参りしてサッと帰れるエコな神社。
こうゆう神社の方がお賽銭以外に金を使わずに済む。
神社の由来。興味ある方は拡大して読んでつかあさい。
反対側に対をなすように鳥居が鎮座。
こちらもヤンキー対策はバッチリデス。
神社の隣に駐車場が隣接していたが、これは参拝者のためではなさそうで、メインは月極駐車場であると思われる。
神社の財源は恐らく駐車場とお賽銭とみた。
神社を出た先の…
路地裏には素敵な場末のスナックやらなんやらとりあえず酒を欲する人の為の店が軒を連ねる。
くたびれた飲み屋と高層マンションのコラボ。
【なりきん】だけど、そんなに金持ってなさそう。
ここは東京都荒川区、町屋にございます。
路地裏にも飽きてきたので、この辺にしておきましょうか。
再び尾竹橋通りを歩く。謎すぎる店が独特の魅力を放つ!
通り沿いを歩くと…
この、モロに下町感全開の総菜屋。しかも激安。
こんな店があったらオリジンもほっともっとも商売あがったり。
街の八百屋。
持ち帰り専門店…かと思いきや、飲食スペースもしっかり完備。
しかし、夕方からしか入れない。
ランチ?!うちは酒飲み以外お断りだ!てやんでい!このすっとこどっこい!こちとら江戸っ子でい!
って言われるかもしれないのでご注意を。
冷やかしてみたら…しょうもないものばかり置いてました。(誉め言葉)
そんな私もしょうもない人間です。
ここ…リアルに安かった。
ドン・キホーテもインド人もビックリ!
韓国人もビックリ!
ただ、ホントに店内が殺風景!それが安さの秘訣でっせ、ダンナァ!
今のご時世にちょいちょい生き残り続けるこの手のおもちゃ屋。
ここの複合施設が謎すぎた…
クリーニング屋の脇に入り口があるのだが…
まず、ここはヤンキー対策がさっきの原稲荷神社よりも遅れてる。
ショッピングモールとあるが、ららぽーとみたいなショッピングモールを想像しながら入ると痛い目に遭います。
一階と地下は店舗。
二階より上は住居。
とりあえず地下に降りてみます。
地下は基本飲食店がメイン。
韓国人が多いエリアなので。
マンションの地下だと思って間違いないのですが…
韓国系の店だけではなく…
インド系の店も…
入り口の張り紙には【ナンありません】
ナンがなくて難癖をつけられた過去があるとかないとかナンとか。
建物の作り的には酔っ払いが騒いだら声が響く事間違いない建物なのに。
そこは心配ご無用。
ここは東京都荒川区の町屋。
住民も酔っぱらって乗り切る事でここまでナントかやってきたとか。
そろそろ飽きたので尾竹橋通り沿いに再び戻り…
あ~、もう、たまらん!The・下町!
とうがらしではなく、とんがらし。
間違えたら大変ですよ。
勘のいい人はそろそろお気づきでしょうが、左側歩いたり、反対側に渡ったり進行方向だったり、後ろ向きだったりと、写真の向きは雑にお送りしております。
たこ焼きとハイボールの組み合わせが神である事を編み出した人にノーベル平和賞を与えるべき。
あ~、もう、たまらん!The・下町!その2
たこ焼き戦争と韓国料理戦争が繰り広げられております。
ここは観賞魚愛好家には外せない名店。
間違っても食用の魚ではないので。
荒川区ですからね。しっかり伝えておかないと。
そこから歩き続けると、マダム受けよさそうな喫茶店。カフェって呼んだら罰が当たります。
ホッピーをちゃんと置いてる食堂。
下町の人間の心を掴む、セットメニューがオトクなThe・街中華。
ありました。DQN御用達のドン・キホーテ!
ここはヤンキー大歓迎のお店なので、バイクもしっかり置けます。
尾竹橋通りの尾竹橋に差し掛かりました。
真下を流るは墨田川。
夕暮れの景色はこれまたオツなもので。
川の流れも穏やかで、水面に写りこむ景色がこれまた風流。
橋を渡れば足立区。
この先は町屋界隈から北千住界隈に切り替わるので町屋編はそろそろ潮時。
仙人はこのまま北千住まで歩きましたが、駅まで直行しただけなので。
まとめ
今回は少しばかり街をイジるようなノリでやってみました。
あくまでイジっただけであり、バカにしているわけではないので、その辺ご了承下さい。
観光客向けの街ではありませんが、私みたく変わった週末を過ごしてみたい人には楽しく過ごせる街です。
また、今回は潜入しなかった路地裏の飲食店も隠れた名店が潜んでいそうなオーラ満載でした。
街の印象
- 交通の便がいい(千代田線、京成線、都電、JR、日暮里・舎人ライナー)
- 安く買い物ができる店が充実している
- チェーン店もあれば個性的な個人店も多く、面白い
- 意外と治安がよさそう。(荒川区は街の至る所に防犯カメラが設置されており、犯罪の抑止力になっている
- 自転車の運転が荒っぽい人が多い(歩道も車道も狭いせいか)
- 飲み屋が多いから酔っ払いに遭遇しやすい(酒好きには長所にもなる)
調べてみたら家賃相場も東京23区の中ではそんなに高くない方なので部屋探しがてら、歩いて見てはいかがでしょうか。